脱皮、浸漬、配達、棚卸、いろいろと…。
- 2009/05/01
- 味噌のお話
脱皮前の大豆です。
アップの写真です。
声をかけると、豆が話してくれるのではないか?と思うくらい
まん丸でかわいいですね。
脱皮すると、半割れの大豆が目立つようになるけど、我慢してねと思い、
脱皮機に…。
頑張れ!!豆達!!!!
頑張ろう!!!神戸でなく、紘一郎!!!!!
そのまま、写真も撮る暇もなく、脱皮が終わった瞬間……
タロ吉ブァァァーーーではなく→浸漬。
浸漬時間の件で板長とはなして、脱皮大豆は浸漬時間を少し、短縮して、
水切り時間を多めにすることにしてみた。
少しでもお客様にいい商品をお届けできればいいなと思う。
大豆処理は水に漬けて、蒸して、つぶすだけだが、
大豆処理ひとつにしても果て無き道だ…。
奥が深すぎる…。
美味しい味噌にするための道は果てなく険しい…。
午後からは、木桶を洗おうと思ったら、板長がやってくれた。
有難うございます。
昔は、木桶はデッキブラシや亀の子たわしでゴシゴシとしていたが、
今は、高圧洗浄機できれいに、早く、洗える。
コツは、木をいためない圧力にするのがポイントです。
ちなみに、この機械は水圧を300キロまで上げれることが出来ます。
人に当たるとハンパなく痛いと思います。
まだ、300キロなどはお味噌の仕事では使ったことはありません。
アメリカでは、凶悪犯人が立てこもった時に、これよりすごい水圧銃で犯人を捕まえるために
使うと聞きました。
多分、打たれた犯人は反抗する間もなくつかまると思いました。
ちなみに、自分が失敗して、板長が怒ったときは、
この水圧洗浄器の圧力300キロで時たま打たれます(涙)
………冗談です。
しかし、仕事に関しては、失敗したら、包丁が飛ぶ位の気持ちでしないと、一生いい味噌はできないかもな?と思いました。