稲盛和夫著『生き方~人間として一番大切なこと~』を読んで感じた方程式とは…。
- 2010/06/15
- 味噌のお話
稲盛和夫著『生き方』を久しぶりに読んだ。
この本は、
高校を卒業して、
春から一人暮らし…という時に、
母から頂いた一冊でした。
なんてタイトルな本をくれるのだろうか?
と思っていたが、
母がこの本を渡した意味が、
今になってなんとなく理解できた。
熱意や能力以上に
考え方、正しい生き方が大切だということ…。
酸いも甘いも分かっていない河崎くんは
当時、
稲盛さんという方は
あ~結構いいこという人だなぁ~ふーん 終わり。
という
印象しか感じなかったが、
今、もう一度再読してみると、
また、違った発見があった。
一番印象に残った事は、
とある一つの方程式でした。
生き方や人生とは=考え方×熱意×能力
能力とは
才能や知能などであり、
先天的な資質を意味するものです。
熱意とは
事を成そうとする
情熱や努力する心のことで、
これは自分の意思でコントロールできる、
後天的な要素ということ。
稲盛氏曰く、
どちらも0点~100点まであるそうです。
そして、最初の項目の『考え方』
この3つの要素では
最も大事なもので、
『考え方』とは
心のあり方や生きる姿勢、
これまで記してきた哲学、理念や思想など
です。
考え方はプラスだけでなく、
マイナスの数字も
あります。
マイナス100点~プラス100点まで
あるということです。
この本を読んで、
『考え方』というものに、
ものすごく考えさせられました。
能力がなくても、
熱意があっても、
感謝の心や 『考え方』が
いかに大事か?
それを考えるだけ、
感じるだけでなく、
素直に行動に移せるかどうか?
そんなことを感じました。
稲盛氏感謝。