桶の輪の締めなおし
- 2009/05/21
- 味噌のお話
昨日、桶の輪の締めなおしをしました。
竹のたがが外れてしまい、これをまた、輪を作り、
締めなおさなければなりません。
腰パンで昔の話が一つあります、
中学の時に坂下先生というバスケ部の顧問の先生がいました。
当時、チャッピーという男友達がいました。
チャッピーはおしゃれさんなので、いつも腰パンでズボンをはいていました。
坂下先生は腰パンが大嫌いです!
いつもチャッピーの後ろから、腰のベルトを両手でつかみ、そのまま、
ぐぃぃぃんと身体を持ち上げていました。身体は宙に浮きます。
女の子の目線がきになる、思春期中学生にとって、いきなり
ズボンを持ち上げられる辱めと辛さは共感できるものはありました。
鉄工所に御願いして、鉄の輪を作ってくれました。
有難うございます。
ちなみに、素材は超合金Zでできています!??(笑い)
マジンガーZもびっくりです!!!
このとき、締め付けがきつすぎず、ゆるすぎず、偏らず、というのが
ポイントです。
また、木目にしっかりと、要がきているかというのも大事だよ!
と教えてもらいました。
これで、終わりでは在りません。
さび止めでコールタールを塗らないといけません。
上手に塗るのもポイントです。
板長いわく、「木桶は手間やな~、
ステンタンクやったらこんなのもせんでも、うまくいくのに…。」
冗談まじりにそんなことも言っていました。
おっしゃるとおりだと思いましたが、
木桶は手間がかかる分、かけた分だけ、お味噌もおいしく
仕上がるのではと思った今日この頃でした。
科学的根拠などはよく分かっていないが、
自分のなかでそうなのではと思いました。
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