オーガニック・無添加・食品のお店

自分の仕事、商品がどれだけ好きか…?

脱皮大豆の浸漬後

脱皮大豆の浸漬後

 きれいに、脱皮大豆が浸漬されています。
 半割れの大豆も少ない状態でした。

 大豆の脱皮の仕方も、最初はよく分からなかったけれども、
 だいぶ、いい感じになってきました。

 大豆と会話の道も少しずつ開けて来たのかなと感じました。

 「大豆くんいつも有難う!」「いい豆になれよ…。」
 声をかけると、話しかけてくれそうです。
 
 むかし、巨人軍にいた、王貞治選手は野球とバットが大好きで、
 バットと一緒に寝たと言われています。
 モノにも、人間みたいに愛情かければ、そこに、
 なにかがあるのではないのかと思いました。

 私の尊敬する松下幸之助氏も、
 第二次世界大戦中に、物資不足から、電池の不良品が
 続出していました。
 担当の人に理由を聞くと、
 「ああだ、こうだ、物不足だから」
 と言った答えが返ってきました。
 
 幸之助氏は一晩考えました。
 翌日、不良品の電池が復活しました。
 担当者がどうしたのですか?
 と聞いたら、
 
 「この商品と一時間くらいにらめっこして、
 じっと考えていたら、
 モノの方からしゃべってきよるんや。
 温めてくれってモノから言ってきよったわ。」
 
 理屈や理論ではない、
 その商品に対する愛着が一番大事と
 教えてくださいました。

 自分の作った商品と一緒に布団かぶって
 寝れるくらいの愛情、情熱をいつまでも持ち続けて行きたい…。

 パナソニックのホームページに
 幸之助氏の一日一話があります。
 毎日見て、素直と感謝を自分なりに心がけている今日この頃でした。
 有難うございます。

 感謝と素直な気持ちで有機の味噌作り。

 

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