千利休の『利休7則』をご存知でしょうか?お茶の達人ですら、当たり前の事を当たり前に行うことが一番難しい。
- 2018/07/03
- 勉強になったこと
お茶の道もお味噌の道も同じある。どれだけ徳のある行動を行う事ができるか?『知行合一』である。
画像参照Wikipedia
『利休7則』という言葉をご存知でしょうか?
お茶の達人と言われた千利休が唱えたお茶の極意とでもいう秘訣です。
茶は服のよきように
炭は湯の沸くように
夏は涼しく、冬は暖かに
花は野にあるように
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
上記の利休7則を弟子にお伝えしました。
弟子はその時に『これくらいの事は私でもよく知っています。』と言いました。
千利休は『もし、これができたら、私はあなた様の弟子になります。』知っていると出来ることは別次元という事です。
たった7つだけなのですが、それほど行動を伴うというのは簡単のように見えて、難しいのです。
このお茶の道もお味噌の道も一緒だなーと感じました。
千利休は先人からの智慧の結晶でもある『お茶の道』に新しいお茶の可能性やお茶の道を追い求めていました。
お味噌も昔から受け継がれていたものがたくさんありますが、それを受け継ぎつつも、絶えず新しい可能性を私は追い求めていきたいです。
私の祖父が朝夕に仏壇に手を合わせてお勤めをしていた行動の意味を小学生の時は理解できませんでした。しかし、最近はぼんやりと『あ~祖父はこのようなことを行動、実践できるように毎日お勤めしていたのだなー』と理解できるようになりました。ありがとうございます。