浦部農園の作った味噌『まめ姫』は今年もいい出来
- 2010/10/21
- 味噌のお話 > 自然栽培、蔵つき麹菌のこと。
群馬の浦部農園の『まめ姫』はおいしい味噌
群馬に浦部農園という篤農家さんがいらっしゃいます。
その方は毎年、浦部さんの原料で味噌を作って
欲しいと依頼をうけていますが、
今年のお味噌もいい出来になった。
桶の蓋をあけて味噌を見てみた。
いい色と香りがします。
上記の写真は麦みそタイプの
『むぎ姫』
このように味噌の上部に白い結晶のようなものが
あるのは、『チロシン』というアミノ酸の一種。
長期熟成の味噌に見られる証であり、
けっして、味噌を加温して作る(=温醸)の
熟成方法では見られない
味噌屋の証明。
たいていチロシンが見える味噌は
深い熟成がされているお味噌です。
食べてみてもアミノ酸の一種なので害はありません。
400グラムのカップと2キロに詰めていいく
まめ姫の2キロタイプです。
まめ姫という名前ですが、
『米味噌』の分類に入ります。
なぜか浦部さんの仕込んだお味噌は
毎年、例外なくいい出来具合になる。
生産者の心がこもっているからでしょうかね(笑)
もちろん、自社の味噌も
いい出来具合なのですが…。