明治10年に作った味噌桶を修理に出して、また味噌を仕込む
- 2012/06/25
- 味噌のお話
藤井製桶所さんに修理していた味噌桶がかえってきた
明治10年(1877年)の桶の底板がとうとうダメになってしまい、修理に出した。黒い粒のような斑模様は桶が汚れているのではなく、桶についたチロシンの対策で塗ってあリます。
底板は捨てるのは非常にもったいないので、会社のフロントに飾ることにした。
桶の側板も大きく差し替えられていました。また、これで40年位は軽くもつようになります。
修理された桶には職人技が非常に詰め込まれている
修理された桶は非常にいろんな職人の技術が詰め込まれています。
一つ一つが手作業で作られている桶でお味噌を仕込んでお客様の元に届きます。
本当に見えないところに、色々と手間暇がかかっているので、これこそ、日本の『粋』とかんじました。