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京都で国産シルクを販売している塩野屋さんの『お蚕様感謝祭り』に参加した。

京都のシルクを作ってらっしゃる塩野屋さんの『蚕祭り』に参加した

先日、京都で養蚕を営んでいる塩野屋さんにお伺いしました。

お伺いしました目的は『お蚕さまの感謝まつり』というイベントが塩野屋さんで開催されていたためです。

以前、福井にもお越しいただいたこともあり、服部さんとお会い出来るのは3,4年ぶりのことでした。

皆様、お元気そうでした。

日本の養蚕産業は絶滅の危機に瀕している

京都の綾部地方では、明治、大正時代には『蚕都』と呼ばれていました。

3万軒ほどの養蚕農家さんんがいらっしゃいましたが、現在では京都府内には福知山市に4軒の養蚕農家さんが残るだけになりました。

国産の絹の産業は壊滅的になっています。

服部さんは蚕は餌である『桑が命』と思い、素晴らしい理念をお持ちの方です。

そんな中、塩野屋さんのオーナー様である、服部さんは、養蚕は餌である『桑が命』と一つの信念を抱いてご商売を営んでおります。

今の養蚕は、蚕の餌は化学物質でまみれた餌(人工飼料)をあたるようなのですが、塩野屋さんの蚕は、無農薬、無肥料栽培で育てた桑を蚕に餌として与えております。

服部さんのモノ作りの想いにも感動しました。

服部さんはシルクを通じて、儲かった、損したとかそんな世界ではなく、3世代先の人まで安心してモノ作りができるような世界を創りあげてゆきたい…と語ってくれました。

塩野屋さんの店内には自然栽培のお米や自然食品、雑貨が陳列されている

また、塩野屋さんの店内には自然栽培の食品や雑貨などが、センスよく陳列されていました。

絹のすばらしさや、絹のある生活がそこにはありました。

一つ一つのクオリティーが高く、洋服は生地が大切と感じました。

また、京都に来た際には、カミさんを連れてお店にお伺いしたい。

これからの時代は女性、本物、正直者の時代だ

塩野屋さんとお話して、お味噌業界と似ているな…と感じました。

養蚕業と味噌製造業の共通している点は『まじめに、愚直にモノ作りしているメーカーさんが淘汰される状況に陥っている点』です。

しかし、自分は味噌を作っていて感じる点が3つあります。

その3つとは、女性の時代、本物の時代、正直者の時代という事です。

確実に10~20年以内に、この3つの時代がやって来きます。

その時には、この塩野屋さんのようなモノ作りがしっかりと、スポットライトを浴びる時がやってくると確信しました。

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