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いい味噌にするためには麹の蒸し具合の工程が非常に大切だ

有機の味噌を作るために麹を仕込んだ

先日『有機みそ日本』の仕込みを行った。

仕込み場の工場長と吉田さんが米蒸しをしていた。

吉田さんは4月に入社したばかりの方ですが、仕込みのセンスがよく、マルカワみそのコアとなる仕込み場ですでに活躍されています♪

マルカワみその米蒸しのコツを工場長が教えてくれていました。

米の蒸しぐあいの温度が麹つくりには大切になる

米を蒸した後、蒸し米を人肌程度にするのがコツなのですが、冷却するのは、その時の気温や湿度、または天候によっても微妙にことなります。

今回も非常に良い蒸し加減でできていました。

蒸したお米はクラッシャーでパラパラにする

写真のように蒸しあがりのお米はくっついているのが多いので、クラッシャーでパラパラになるようにします。

なぜ、一粒一粒ほぐさないといけないか?というと、この後、『種付け』といいまして、麹菌を振りかけないといけません。

その時に、お米とお米がくっついていると、麹菌の繁殖が均一にいかないからです。

マルカワみその蔵付き麹菌は振動を加えながらお米に種付けをおこなう

蒸したお米を冷却して、パラパラにすると、今度は、種麹を種付けします。

微妙に振動するレールの上に麹菌を載せて、それが微妙に動くことで、お米に麹菌が付着します。

冷めないように蒸し米を温度管理できる床まで引き込みます

そして、蒸したお米が冷めないように、温度管理できる床まで速やかに引き込みます。

手作業ですると、遅れるために、コンベアーで運び入れます。

仕込み場はひとつひとつの工程が非常に大事になってくる

仕込み場の工程はひとつひとつが理由があるため、手順を遵守することが大切になってきます。

また、出来上がった麹は塩と大豆を混ぜて、一年間熟成を行い、やっと味噌になります。

手間暇かけたみそが美味しい理由がわかりますね

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