オーガニック・無添加・食品のお店

もやしもん9巻を読んで感じた『食べ物についてと人間の購買心理』一体何が正しくて、何をすればいいのだろうか?

もやしもん9巻を読んだ。

もやしもん9巻。

もやしもん9巻。

もやしもんとは
菌が見える特殊能力の主人公の
農業大学でのキャンパスライフの物語です。

…。結構、同業者(=味噌屋さん)は読んでいると思います。

あと、麹カビのミソとなる、
アスペルギルス・オリーゼが
カワイイですね。

みていて癒されます。

マンガ大好きの私は
いつかアスペルギルスオリーゼを
イラストでかければと思い、
陰ながら練習中です。
というか、丸ばっかですね。

9巻は少し、お固い話が
出てきました。

『食料自給率』 の話から始まり、
『食と農業』のことになりました。

マンガで一番の頭脳キャラの教授が
こんなことを言っていました。

『みんな分かっているが言うのが
怖い諸刃の剣だ』

何のことか??
簡単にいうと、
こんな物語のことです。

ーーーp57 から引用ーーーー

安心・安全な無農薬野菜を作り、
個別に販売しようとした農家が購入者を募集。

募集は大人気。
集まった方の説明会を開きました。

無農薬というのは
とても大変な栽培法。
生産者だけですと、
『除草』が追いつかない…。

なので、皆様に御願いがあります。

毎日の除草を御願いしたいです。
この募集者ならば、 週に一回くらいで
シフトが組めます。

この一言で参加者激減。

それでもと参加した
人々が放った言葉は
『こんなに辛いならば、農薬使った方がいいのに…。』

これで農家の心は折れた。

とか。

ーーーーー抜粋終わりーーーーーー

大学教授は
ここから議論を
『消費と生産』の話題に
展開します。

みんなが消費者。消費から生産。要求から商品をメーカーが作る。

簡単にいうと、
『みんなが消費者。消費から生産が産まれる。
要求から商品をメーカーが作る。
作ったモノを選ぶのは自分であり、消費者様よく知ることが大切。』

その後は、
各々の個性あふれるキャラクターの立場から
意見が出ました。

マンガなのに深く考えられました。

マンガっていいですね。

ちなみに好きなマンガは
結構たくさんあります。
手塚治の『ブッタ』→『生命はすべて繋がっている。この大自然の中では人間もけものも同じ仲間。その仲間同士助け合い生きるのが掟。』
『ブラックジャック』→『人間が生き物の生と死を自由にしようなんて、おこがましいと思わんかね』

井上雄彦 『スラムダンク』→『オヤジの栄光時代はいつだよ?全日本か?オレは今なんだよ』

その他にも
夢や希望を与えるマンガって一杯ありますね。

… 今のマンガは薄っぺらくて
全く読みませんが、このもやしもんは
仕事上、また、興味もあることがあるので
結構欠かさず読んでいます。

特に9巻は内容が濃かったですね。

ドラマ化おめでとうございます。<m(__)m>

月別

マルカワみそ オンラインショップはこちら