みそ作りが好きだからこそ…。気持ちのこもった商品が…。
- 2009/06/07
- 味噌のお話
全国味噌技術会が6月の4日と5日に東京で行なわれました。
5日は樋口モヤシという種麹屋さんが、お味噌に適した種麹と
いう題名で議論されました。
お味噌などの醗酵食品は温度管理がミソ!!!
菌の繁殖をいかに上手にそして、タイムリーにできるか否かが
商品の質にかかわってきます。
ポイントは、水、栄養、温度、この3つの要素を蔵元が理解できなければ、
麹菌たちと会話できることはできないと教えていただきました。
講義してくださった先生に感謝いたします。
そのあと、最後の技術会ということで、
質問コーナーに移った。
お味噌のことが詳しいスペシャリストの方々が正面に座られた。
面子がすごい!!!
質疑応答に答えてくださった、野球で例えるならば、一年に一回のオールスター並の面々でした。
貫禄は味噌業界の王、長島、金田投手、張本選手、野村監督だなと感じました。
私の質問には富山の日本海みその嶋川先生が懇切丁寧に教えてくださいました。
また、この技術会は他の会社の方々と交流を持つことができる点が
非常に良いと思う。
なかなか、福井の県内でみそ作りをしていても、他の会社の方々と意見交換、技術交流は
厳しい現状だと思う。
しかし、こういった技術会に参加すると、利害関係抜きに、お互いに意見、技術交換ができる
ので、そこに味噌業界の発展があるのではと実感。
現に、長野の宮坂醸造で製造担当されている現場の方とお話ができた。
日本酒の真澄が有名ですよね。
小規模の味噌屋ではお話も聞けないくらいの尊い方だが、この会で知り合った。
ちなみに、ここの会長様は味噌博士と呼ばれるくらい
お味噌のことをよく知っておられます。
ブログも毎日書いていていつも見ています。