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県民福井に鯖江出身の現代美術家『熊野海』さんが掲載される

2010年11月16日の県民福井に熊野海(くまのうみ)27歳が掲載

熊野海くん

11月16日の県民福井に
熊野海くんが掲載された

ーーーーー以下 県民福井より抜粋ーーーーーーーーーー

◆時の人 ふくい

東京都の2010年度公募展
トーキョーワンダーウォールで初作が入賞し、
登竜門のシェル美術賞2010では、
次作がグランプリに次ぐ審査員賞。

来年3月のVOCA(ヴォーカ)展には、
全国の美術館学員らが推薦する
作家の一人に選ばれ、現在三作目に励む。

『ようやくスタートラインに立てた気がする。
自分が夢に描いたよりも早くVOCA展に参加できる
なんて、予想外で驚いた』

父が陶芸家だったこともあり、
進学した東京芸大工芸科で陶芸を
専攻したが、芸術性より
『用の美』が求められる工芸分野に
居場所はないと苦悩した。

『絵を専門に勉強しているわけではない自分と
絵画科の人を比較し、技術的にも
作品作りのセンスでも、どんどん差をつけられて
いくように感じた。』

卒業後も東京で現代美術作家の
大巻伸嗣さんの元でアシスタントなどをして
何度も描こうとしたが、絵筆は進まなかった

『実家を継ぐ選択肢や大学で得た知識をすべて
捨てて、ゼロから絵画を初めて成功する保証はない。
絵に対する既成概念や父に認められる作品を
作りたいとの思いも絡まり、自分が何を描きたいのか
分からなくなった』

失意の中で今年4月に帰郷。

だが、何か結果を出したい、これ以上
無駄に時間を費やしたくないとの一心が
開き直りの状況を作ったのかも知れない。

夢中になって描いた。

『誰のためでもなく自分の力と感覚を
信じて描き切ろうと思ったら、次第に
作品のビジョンが見えてきた。

自分の理想に近づけた手ごたえはあった。』

作品は生と死、幸福と絶望など、矛盾に満ちた世界を
アクリル画材で色鮮やかに描く。

『いまは一枚、一枚を全力で描くだけ。
自分の可能性を見てもらいたいし、世界に通用する
作家へと自らを高めていきたい』

(田中宏幸)

ーーーー引用終わりーーーーーーー


海くん、おめでとう。

がんばれよ…

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