オーガニック・無添加・食品のお店

味噌を詰めるために味噌桶から味噌を掘り出した

味噌桶から混合機に味噌を入れた

味噌桶とバケット

味噌桶から味噌を掘り出して味噌の混合機に移動した

上記の写真は味噌桶を混合機(こんごうき→味噌を混ぜ合わせる機械)の隣に持ってきて
バケットと呼ばれるクレーンのようなもので掘り出しました。

この『バケット』がないとスコップと人力で味噌を掘り出ししなければなりません。
とある名古屋の蔵元さんは味噌桶の重石と一日分の味噌の充填量の掘り出しをするのに男の人が約半日仕事でやっているとおききしました。

こういった単純作業や大きな力を必要とする箇所は機械の力は偉大ですね。

スコップで300キロほど掘り出しをすると、肩辺りの筋肉が筋肉痛になります。
昔の方は大桶を人力で掘り出ししていましたが、設備が限られているとやはり人に負担がかかりますね。先人たちは偉大です。

味噌をナニワ精機の混合機にいれて混合する

味噌を充填機に投入した

味噌をバケットで掘り出した後は、ナニワ精機の混合機で混ぜあわせます。

この混合機は約1000キロ入ることができます。
1000キロというとパッと見でスゴイと思いますが、味噌屋さんでは非常に小さな設備です。

一日の最大充填量(750グラムのカップの場合)も約1000キロなのでマルカワみそにはちょうどいい規格の混合機です。

ほぼ、手作業が中心の味噌詰めをしてくださる、パートの従業員さんには有り難いなぁと感じました。

1000キロ詰めるとやっぱり時間もかかりますし、大変ですね。

天然醸造の仕込みを行うと色合いや商品の調節がナーバスになる

どうしても『天然醸造』という一年寝かせる熟成方法で熟成すると
味噌の色が淡くなったり濃くなったり色合いの調節が大変になります。

そこで味噌の淡い商品と濃い商品を合わせて(商品の規格は同一の桶で)ゆきます。

天然醸造で味噌を仕込むと個性が出て、味噌桶によって味が違ってきますが、
毎回、毎回、お客様が商品を買う時に違う味ですと、お客様に御迷惑をおかけしてしまうので、
合わせる時の色合いや風味をある程度一定に保つのが混合時の腕の見せ所です♪

今回の『有機味噌日本』という商品の色合いはY値11,2で着地しました。

少しなめてみても美味しいです。桶の掘り出しの時は汗が出やすいので、生みそをいただくことは手軽な塩分補給ですね。

毎日、毎日、このように元気に味噌詰めを行って商品が一つ一つできていきますね♪

月別

マルカワみそ オンラインショップはこちら