海外出張 2日目 Biofaの展示会に赴く。海外のバイヤー様と挨拶まわりと現地、フランスで味噌を作っているメーカー、ダンニバルさん。
- 2013/02/26
- 味噌のお話
Biofa(ビオファ)の展示会に参加した
Biofaの展示会がニュルンベルクで開催されたため自分も参加した。
Mitteという大きな展示場での展示会でした。東京ビッグサイトの3倍以上はある展示会場で2000社以上が出展。そして、40,000人以上は来場する非常に大きい展示会です。
展示会の目的は、海外で買って下さるバイヤー様のあいさつ回りと、欧州のオーガニック市場はどのような形なのか?というのを視察しました。
JAPANパビリオンというブースとラスチンブースで出展
今回のBiofaはJETROという機関がフォーローをして下さったため、大きなコマをかりて大阪の商社様は出展をされた
それにともなうフォローという形でマルカワみそも参加。
展示ブースはフランスで味噌を作っているダンニバルという会社様もあった。
フランスの自社工場で味噌を作っている会社です。
今までは海外の味噌というと、日本で味噌を作ってそれを海外に出荷という形でしたが、最近の競合は現地で味噌を仕込んでいる会社様とカップリ四ツで戦わなければ、なりませんね。
これかの味噌屋さんはただ味噌を仕込んでいて、売っているだけでは絶対にダメだと再認識しました。
バイヤー様におんぶに抱っこの状態で味噌作りをしていても、特に閉塞感のある日本の市場では絶対に適応できないですし、特に海外でも大きく味噌の市場が変化しているとかんじました。
ドイツのラスチンブースはマルカワみその商品も陳列されている
マルカワみそでは平成7年から味噌を海外に輸出しております。
ドイツのラスチンさんもそのクライアントの一社です。
ラスチンブースに行くと非常に人が多くて賑わっていました。
マルカワみその商品もありました。ラスチンさんから『マルカワみそのクロリティーは非常に良くドイツでも売れ行きは良いです』と言われた。
味噌屋冥利に尽きる言葉でまた味噌作りに励みたいと決意しました。
フランスのセルナット社やイギリスのクリアスプリング社にも挨拶をしました。
フランスにセルナット社という会社様がいらっしゃいますが、以前福井にもいらした時以来だったので、お久しぶりですとお話をしました。
マルカワみそも家族経営を中心に仕事をしておりますが、セルナット社さんも同族経営をされております。
福井にいらした時に社長が『(同族でされているのですね)それは、一番儲かるパターンですね(笑)』と言ったら、商社の通訳のHさんがそれを通訳して、大爆笑したのを今でも覚えておりました(笑)
またイギリスのクリアスプリング社さんにも挨拶をしました。また、ドイツの展示会が終わったら、お伺いしますと言いました。
参加して感じたヨーロッパでのオーガニックの熱気
参加して感じたことは欧州では歴史や自然の文化を非常に高く評価して、それを保全する働きが強いと思いました。
長い歴史がある企業が受け入れられたり、伝統的製法で作っているメーカーさん達が評価されているのは非常に良い事だと感じました。
マーケティングの一つとか売れるカテゴリの一つが『オーガニック』という事で商品を作っている人や企業様よりも、とことんオーガニックに打ち込んで行く!!といった専門的なメーカーさんやブースが多く見受けられました
また、海外の挨拶まわりが1日で出来たことが展示会ならではのものだと感じました。