お医者様のメガネの話を私は痛感しています。十分に診察をしてから処方箋。これがなかなかできません。
- 2018/09/27
- 勉強になったこと
あなたのことを理解してから、自分が理解される
ある挿話を一つさせてください。私が痛感していることです。
あるお医者様がいらっしゃいました。目が痛くて視力で困っているAさんが通院しました。
Aさんはお医者様に『目が痛いのです。視界がぼやけて見えます。』と相談しました。
お医者様はろくにAさんのお話を聴かないうちに、自分のかけている眼鏡を外して、『この眼鏡をかけてみなさい。この眼鏡はいい眼鏡ですよ。はっきり見えます。私は10年もこれを愛用しています。あなたにこれを差し上げます。』
とAさんにプレゼントしました。
Aさんはメガネをかけますが、一向に視界が良くなることがありません。
DR『どうですか?』Aさん『ダメです。見えません。』DR『私はこれではっきりと見えるのだから、もっと頑張ってください。』
Aさん『ごめんなさい、やっぱり頑張ってもよく見えません。』
お医者様はうーん。と悩みます。Aさんも困ってしまいます。
皆様がAさんでしたら、次の診察でこの病院のお医者様の元に尋ねますか?
十分な診察をしてから、処方されるから効果があるのかもしれません。診察が曖昧ですといけないのですね。
現場で痛感している、自分の価値観という眼鏡(汗)
最近は自分は本当に、このお医者様のようだなーと感じています。
会社に問題などがあったら、十分な診察やお話を聴かずに、問題解決という処方箋だけを求めていた、処方しているのかな…。と感じています。
私が頭ではわかっているけど、体がついていかないことの一つです。バスケなどの練習と一緒で繰り返し、繰り返し試行錯誤するしかないな、、と感じています。