オーガニック・無添加・食品のお店

権藤、権藤、雨、権藤。精麦、精麦、桶、精麦…。

  麦の精麦を今週中に仕上げる予定がある。

 仕込み桶も準備しなければならない。
今度の木桶は少しブランクが空いた桶を使うため、入念な手入れと、さびとりしたり、
湯篭り(ゆごもり)、あと、こまごまとしたメンテナンスが必用だなと感じた。
楽天のマー君みたいに、ブランク空いてもガンガンいけるといいのだが、
桶はしっかりとした、お手入れと準備が必要。

休み桶は木が乾いてしまいます。

休み桶は木が乾いてしまいます。

 最近、ささらというものを探しているのですが、ホームセンターにはもうささらとか言うものは無いんですね。
こんど、中華料理の専門店みたいなところで探して見ますわぃ。

 何に使うのかといいますと、木の内側の側面をささらで手入れすると、きれいなお肌になるのです。

 職人さんたちがささらを使うと、乾いたきれいな音がでて、桶がきれいになります。
 
 大桶を作れる方は、
 明治ごろは関東では桶工(おけだくみ)、関西では桶師(おけし)とよばれていていてたくさん桶屋がいっぱいいました。
 大工の棟梁より、稼ぎも上、就労されている人数も上でした。
 今は、桶師と呼ばれる大桶つくりのかたは、3人ほど…。
 お年を召されているかたも少なくない。
 当社の未来の桶を作ってくださった、藤井製桶所の上芝さんも、
 桶を作れる人や直せる人も、段々すくのうなっていくんや…。
 だから、自分とこの桶くらいは自分とこで直していくというくらいの
 気持ちでやらなあかんで!といってました。

 にいちゃんは若いんやし、北陸の桶は自分がなおすんや!といった気持ちで
 やるんやで!!!!と言われました。
 

桶の仕込み風景

桶の仕込み風景

 職人肌の面白い上芝さんはなんどかお会いしましたが、
 会うたびに勉強になります。
 写真は大阪の藤井製桶所の様子。
 大の大人がこれだけ小さいので、桶の大きさがいかに大きいか
 伺えますね。
 

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