オーガニック・無添加・食品のお店

桶の修理、底板の漏れを直しました。

 昨日、桶の修理をした。

次に使う桶が、底辺の部分から漏れがあったので、
それを直した。

ビジネス七つ道具

ビジネス七つ道具

 桶の修理のために、必要な道具があります。
 左なら、ナタ、のこぎり、ミノ、キリ、木材、写真にないのですけど、小刀、トンカチ、
などが必用です。
 これらを味噌業界では、「盗賊の七つ道具」と呼ぶらしいです…。
 …っておい!
 と思わずノリツッコミ…。
 そんなことカードゲームの「遊戯王」ではないので言いません。
 

木材をのこぎりでカット!!

木材をのこぎりでカット!!

 木材をのこぎりなどで写真のようにカットしていきます。

 後はひたすら円錐状に小刀などで仕上げていきます。
 小学校の時に、鉛筆削りの代わりに小刀で削る要領ですね。

できた!!!!!

できた!!!!!

 地道にコツコツと削り、できました。
 これを桶の底漏れしている部分に打ち込みます。
 会心の一撃ですと、一つの杭でとまります。
 しかし、漏れの状態にて、杭を何回も打ち込まないといけません。
 会長に杭を見てもらうと、
「もう少し、小さく、細くしなあかんなぁ~」
 とのこと、
 うーん、厳しいコメント、有難うございます。
 地道に一生懸命やっても、報われないときもあるのだなと
 もう一度、やり直した。
 そして、あとはひたすら作成するのみ…。 

漏れの場所に一撃ドカン!!!

漏れの場所に一撃ドカン!!!

 

何個も打ち込むときもあります。

何個も打ち込むときもあります。

 会長の言ったように、少し大きめの杭は、底板の奥まで入れることができませんでした。
 しかし、これで、バランスよく打ち込んでいけば何とか漏れはとまると思います。 
 小さく、細い、かつシャープな杭を作るのも手間と時間がかかりますし、やはり、技術が必要だなと
 感じました。
 しかも、桶の仕事をすると、桶の木の破片が手に刺さったりしてしまいます。
 桶職人の上芝さんの手がゴツい所以が身体で分かりました。
 ゴツい手は男の勲章だなと思いました。
 それだけ、頑張って、努力したからこそできるのだなと思いました。
 自分も男の勲章をなにか身に付きたいものだ…。

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