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サンタクロースって本当にいるんでしょうか?の本は信じる心の大切さを説いた本だ

サンタクロースっているんでしょうか?を読んでみた感想

サンタクロースっているんでしょうか?

偕成社の中村妙子訳『サンタクロースっているんでしょうか? 子どもの質問にこたえて』を読んだ。

この本は、1897年の今から100年以上前に『サンタクロースっているんでしょうか?』という
子どもの素朴な質問に答えた社説を翻訳したものです。

いまから100年も前の事の出来事ですが、今でも世界中で読み継がれていますし、色褪せない素晴らしい本です。

サンタクロースっているんでしょうか?の帯の部分

内容はバージニア=オハンロンという8歳の少女の質問から始まる。

きしゃさま

あたしは、8つです。

あたしの友だちに、『サンタクロースなんていないんだ。』っていっている子がいます。

パパにきてみたら、

「サンしんぶんに、といあわせてごらん。しんぶんしゃで、サンタクロースがいるというなら、そりゃもう、たしかにいるんだろうよ。」

といいました。

ですから、おねがいです。

おしえてください。サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?

このような文章でサン新聞社に投稿されたようです。

この本との出会いは小学校低学年でした。

自分がこの本と出会ったのは、小学校低学年(確か2年生か3年生の時)でした。

ちょうど、この文章と一緒で周りの友人が『サンタさんはいないんだよ』って言っていました。

実の母にそのことを尋ねると、この本を一緒に読んでくれました…。

非常に印象深く、幼心に信じることの大切さを知りました。

自分がもっとも『あ~いいなぁ…』と感じた一文にはこのようなことが書かれていました。

例えばすべて、目に見える事象を真実として信じて、目に見えないものは信じないと仮定しましょう。

ただ、目に見えるもの、手でさわるもの、(感覚的に)感じるものだけになってしまうと、世界に満ち溢れている、愛や、まごころ、など眼に見えないけど、見えるものよりはるかに素晴らしいモノが信じる事ができなくなってしまいますね

この世界でいちばん確かなことは子どもの目にも、大人の目にも見えないものなのです…。

…社会人になってもう一度読みなおしてみると、また、違った気づきがありました。

子どもでも読みやすいようにひらがやな振り仮名がでていて、目に見えないモノや信じる心というものがどれだけ大切かが実感しました

サンタクロースは高校3年の冬まで訪れてくれた

私ごとで恐縮ですが、18歳まで自分の家にはサンタクロースがやって来ました。。。

最後のプレゼントは1つの手紙とBeatlesの『1』というCDでした♪

いろいろと18歳近くにもなると、いろんなことがあるし、いろんなことがわかってきます。。。

しかし、サンタさんは自分にいろんなモノや他に信じる心の大切さや愛情の温かさをくれたような(?)気がしました。

今でも、ビートルズのCDは大事に持っていますし、その時の手紙も存在しています。

自分の家は、キリスト教でも何でもない、仏教徒の一般民家ですが(笑)、しかし、冬の時期になると、いつもこの本のことを思い出します。。。

サンタさんって本当にいいものなのですね。

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